5ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

test

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 10:59:05.19 ID:ro+TlH0t
test

2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:00:52.46 ID:ro+TlH0t
彼女の家に着いたのは、

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:00:52.99 ID:ro+TlH0t
そんなニュースを見ていた。

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:00:53.95 ID:ro+TlH0t
殴ったりもした。

5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:00:54.22 ID:ro+TlH0t
誰かが言った。

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:00:54.70 ID:ro+TlH0t
引き出しを、

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:00:55.23 ID:ro+TlH0t
ゆっくりと、外気に解かして

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:00:55.26 ID:ro+TlH0t
懐かしい、記憶を辿って

9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:00:55.49 ID:ro+TlH0t
己の存在を誇示するくぐもった気体を

10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:00:54.44 ID:ro+TlH0t
「ドラえもんに頼んでしずちゃんを生き返らせようよ!」

11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:00:56.01 ID:ro+TlH0t
ソレでも残って居た

12 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:00:56.48 ID:ro+TlH0t
友達の事も

13 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:00:56.70 ID:ro+TlH0t
僕は目を覚ます。

14 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:00:56.97 ID:ro+TlH0t
アレが彼女が生きていた、最後の日で

15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:00:57.20 ID:ro+TlH0t
若いお坊さんのお経を聞きながら、

16 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:00:57.46 ID:ro+TlH0t
「帰っちゃえよ。」

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:00:57.68 ID:ro+TlH0t
「死んだ人間を生き返らせる事はできないだ。」とか、

18 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:00:57.98 ID:ro+TlH0t
ゆっくりと伸びて、

19 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:00:58.20 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

20 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:00:58.46 ID:ro+TlH0t
可愛いとすら

21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:04.05 ID:ro+TlH0t
ただ、

22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:05.00 ID:ro+TlH0t
訳の解らない感情に支配されて居た僕は、

23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:05.26 ID:ro+TlH0t
訳の解らない感情に支配されて居た僕は、

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:05.75 ID:ro+TlH0t
門を潜ると

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:06.01 ID:ro+TlH0t
歯形の通りに

26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:06.51 ID:ro+TlH0t
同じ、進学高のブレザーを着たすね夫が

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:06.77 ID:ro+TlH0t
タイム風呂敷だった。

28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:06.68 ID:ro+TlH0t
ただ、誰かのせいにしたくて

29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:07.00 ID:ro+TlH0t
血液の向こうに

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:07.24 ID:ro+TlH0t
それらの乗せられたプレートを

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:07.49 ID:ro+TlH0t
何か言いたそうな母とすれ違い、

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:07.76 ID:ro+TlH0t
彼女の、黒く光る、

33 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:08.24 ID:ro+TlH0t
彼女の、父親に話しかけられたのは、

34 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:08.52 ID:ro+TlH0t
同じ、進学高のブレザーを着たすね夫が

35 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:08.78 ID:ro+TlH0t
太陽が、灰暗い

36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:09.04 ID:ro+TlH0t
お互いに目を向けることはできなかった。

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:09.28 ID:ro+TlH0t
光を、

38 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:09.52 ID:ro+TlH0t
彼の口にした言葉は、

39 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:09.74 ID:ro+TlH0t
彼女を中心にして、

40 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:10.02 ID:ro+TlH0t
行ったよ。とだけ答えた。

41 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:10.29 ID:ro+TlH0t
ソレの、丈が足りないのを理由に

42 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:10.56 ID:ro+TlH0t
静かに、

43 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:11.00 ID:ro+TlH0t
3回忌には来ていた

44 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:11.28 ID:ro+TlH0t
後悔の念に押し潰されないように、

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:11.54 ID:ro+TlH0t
解らなかった。

46 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:11.77 ID:ro+TlH0t
持ち上げた彼女の足が、

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:12.01 ID:ro+TlH0t
経った後だった。

48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:12.25 ID:ro+TlH0t
「未来は、少しずつ変わっていくモノだ。」とか、

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:12.53 ID:ro+TlH0t
僕は目を覚ます。

50 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:12.79 ID:ro+TlH0t
包む事が、

51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:13.00 ID:ro+TlH0t
通夜の日、

52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:13.24 ID:ro+TlH0t
ソレ以上、彼を見送ることはできなかった。

53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:13.53 ID:ro+TlH0t
僕等の嘔吐が混ざった

54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:13.76 ID:ro+TlH0t
僕は、彼の居ない不安よりも

55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:14.03 ID:ro+TlH0t
「今日、源さんの5回忌よね。」

56 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:14.28 ID:ro+TlH0t
「のび太君・・・」

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:15.01 ID:ro+TlH0t
呟いた。

58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:15.29 ID:ro+TlH0t
階下へと

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:15.56 ID:ro+TlH0t
大して驚きはしなかった。

60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:15.81 ID:ro+TlH0t
大凡、初めて見るであろう

61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:16.05 ID:ro+TlH0t
母と、親友は、

62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:16.26 ID:ro+TlH0t
彼女の家に向かう途中

63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:16.56 ID:ro+TlH0t
動くことも出来なかった。

64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:16.83 ID:ro+TlH0t
門の前で、彼女の親戚に挨拶を済ませ

65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:17.07 ID:ro+TlH0t
ただ、

66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:17.32 ID:ro+TlH0t
何か言いたそうな母とすれ違い、

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:17.54 ID:ro+TlH0t
お医者ごっこカバンよりも、

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:17.82 ID:ro+TlH0t
通夜の日、

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:18.32 ID:ro+TlH0t
人の、指程の大きさに成った僕等を見つけたのは、

70 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:18.57 ID:ro+TlH0t
なんとなく、背骨をなぞる様に

71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:19.07 ID:ro+TlH0t
「死んだ人間を生き返らせる事はできないだ。」とか、

72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:19.28 ID:ro+TlH0t
彼女の、父親に話しかけられたのは、

73 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:19.56 ID:ro+TlH0t
静かに、

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:19.81 ID:ro+TlH0t
綺麗な、

75 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:20.02 ID:ro+TlH0t
後はガムテープで

76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:20.30 ID:ro+TlH0t
電話越しの相手が、言葉を続ける。

77 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:20.57 ID:ro+TlH0t
彼女の死骸を前に

78 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:20.76 ID:ro+TlH0t
風呂敷に包み込もうと、

79 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:21.03 ID:ro+TlH0t
初めて、

80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:21.30 ID:ro+TlH0t
彼女を中心にして、

81 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:21.53 ID:ro+TlH0t
動物の唾液と

82 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:22.51 ID:ro+TlH0t
逆側に居た僕は、

83 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:22.78 ID:ro+TlH0t
部屋に、帰ってからも

84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:23.08 ID:ro+TlH0t
ほんの、少しの間。

85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:23.30 ID:ro+TlH0t
罪悪感なんて全く無い。

86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:23.53 ID:ro+TlH0t
僕の脇を駆け抜けて、

87 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:23.81 ID:ro+TlH0t
「狐さん。私のことがわかるの?」

88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:24.04 ID:ro+TlH0t
僕から気化した、

89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:24.27 ID:ro+TlH0t
誰も反対はしなかった。

90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:24.56 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

91 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:25.06 ID:ro+TlH0t
食べたばかりの松茸を、

92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:25.30 ID:ro+TlH0t
薄目の珈琲で洗い流したトコロに

93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:25.57 ID:ro+TlH0t
訳の解らない感情に支配されて居た僕は、

94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:25.81 ID:ro+TlH0t
彼女の腕が無くなった。

95 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:26.07 ID:ro+TlH0t
簡潔に、鼻先から笑みを逃がした後で、

96 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:26.30 ID:ro+TlH0t
ソノ牙と、爪で、

97 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:26.57 ID:ro+TlH0t
一度。

98 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:26.80 ID:ro+TlH0t
僕等は、3人で

99 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:27.05 ID:ro+TlH0t
彼女の焼いたクッキーに味を占めたのか、

100 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:27.31 ID:ro+TlH0t
僕から気化した、

101 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:27.56 ID:ro+TlH0t
落ち着き無く

102 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:28.06 ID:ro+TlH0t
「あのさぁ、のび太・・・」

103 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:28.31 ID:ro+TlH0t
大凡、初めて見るであろう

104 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:28.81 ID:ro+TlH0t
子狐と一緒に登ったのを覚えている。

105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:29.04 ID:ro+TlH0t
僕は独り

106 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:29.29 ID:ro+TlH0t
少なくとも、

107 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:29.55 ID:ro+TlH0t
彼女の家に向かう途中

108 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:29.83 ID:ro+TlH0t
僕は、親友に

109 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:30.05 ID:ro+TlH0t
朝食の用意をする母。

110 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:30.27 ID:ro+TlH0t
彼女の中身から漂ってくる臭いと、

111 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:30.53 ID:ro+TlH0t
電話を切った。

112 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:30.78 ID:ro+TlH0t
何処までも、高く、遠く、

113 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:31.07 ID:ro+TlH0t
彼女のそれぞれが

114 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:31.27 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:31.79 ID:ro+TlH0t
ひたすらに怖くて、

116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:32.03 ID:ro+TlH0t
机を

117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:32.29 ID:ro+TlH0t
5年という歳月を、

118 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:32.51 ID:ro+TlH0t
ゆっくりと伸びて、

119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:32.79 ID:ro+TlH0t
短い風切り音を吐いて

120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:33.05 ID:ro+TlH0t
人間に、多少戸惑いながらも

121 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:33.30 ID:ro+TlH0t
彼女の家に着いたのは、

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:33.55 ID:ro+TlH0t
逆側に居た僕は、

123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:33.78 ID:ro+TlH0t
僕等が最後まで

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:34.02 ID:ro+TlH0t
人の、指程の大きさに成った僕等を見つけたのは、

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:34.32 ID:ro+TlH0t
プレートを手にした母が、

126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:34.56 ID:ro+TlH0t
靴を穿く感覚を懐かしんでいる時だった。

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:34.79 ID:ro+TlH0t
僕は、誰とも話そうとしなかった。

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:35.02 ID:ro+TlH0t
所々に残った、焦げ後から、

129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:35.26 ID:ro+TlH0t
朝食の用意をする母。

130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:35.58 ID:ro+TlH0t
血液の向こうに

131 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:35.84 ID:ro+TlH0t
ソノ牙と、爪で、

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:36.05 ID:ro+TlH0t
ジャイアンやすね夫と

133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:36.27 ID:ro+TlH0t
若いお坊さんのお経を聞きながら、

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:36.56 ID:ro+TlH0t
彼女のはみ出した中身の美しさに、

135 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:36.80 ID:ro+TlH0t
お互いに、何も話さない時間が続いた。

136 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:37.03 ID:ro+TlH0t
靴を穿く感覚を懐かしんでいる時だった。

137 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:37.29 ID:ro+TlH0t
子狐は僕等を見つけた。

138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:37.51 ID:ro+TlH0t
ただ、誰かのせいにしたくて

139 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:37.81 ID:ro+TlH0t
青空が、

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:38.07 ID:ro+TlH0t
ソレ以上、彼を見送ることはできなかった。

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:38.31 ID:ro+TlH0t
誰とも、話そうとはしなかった。

142 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:38.58 ID:ro+TlH0t
僕は、3回忌にも、

143 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:38.80 ID:ro+TlH0t
それでも、彼の意見は変わらなかった。

144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:39.04 ID:ro+TlH0t
空き地の方から、

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:39.28 ID:ro+TlH0t
誰かの血液、

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:39.52 ID:ro+TlH0t
彼女の足を持ち上げた

147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:39.80 ID:ro+TlH0t
彼の家の電話番号を、

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:40.02 ID:ro+TlH0t
一言

149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:40.26 ID:ro+TlH0t
ソレでも残って居た

150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:40.52 ID:ro+TlH0t
僕は、彼女の父親に何も言えないまま、

151 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:40.82 ID:ro+TlH0t
二度と開かないよう

152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:41.03 ID:ro+TlH0t
誰が言い出したかは、

153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:41.29 ID:ro+TlH0t
必死に彼女を生き返らせるよう、せがむ僕等を

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:41.55 ID:ro+TlH0t
僕は独り

155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:41.80 ID:ro+TlH0t
此の部屋に、

156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:42.04 ID:ro+TlH0t
僕は、誰とも話そうとしなかった。

157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:42.31 ID:ro+TlH0t
彼の口にした言葉は、

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:43.03 ID:ro+TlH0t
軋む階段に足をかけ、

159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:43.27 ID:ro+TlH0t
「松茸狩りに行こう!」

160 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:43.55 ID:ro+TlH0t
もう、思っていなかった。

161 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:44.05 ID:ro+TlH0t
初めて、

162 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:44.29 ID:ro+TlH0t
彼女の母親を

163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:44.64 ID:ro+TlH0t
「狐さん。私のことがわかるの?」

164 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:45.34 ID:ro+TlH0t
できなかった。

165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:45.53 ID:ro+TlH0t
ただ、覚えているのは、

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:45.80 ID:ro+TlH0t
誰かが、

167 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:46.04 ID:ro+TlH0t
持ち上げた彼女の足が、

168 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:46.29 ID:ro+TlH0t
きょろきょろと辺りを見回す僕に

169 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:46.58 ID:ro+TlH0t
実感させられる。

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:46.81 ID:ro+TlH0t
光を、

171 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:47.03 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

172 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:47.32 ID:ro+TlH0t
そんなニュースを見ていた。

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:47.57 ID:ro+TlH0t
僕等が最後まで

174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:48.05 ID:ro+TlH0t
彼等に良く似た僕等を

175 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:48.26 ID:ro+TlH0t
「たけこぷたー、」

176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:48.55 ID:ro+TlH0t
電話越しの相手が、言葉を続ける。

177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:49.06 ID:ro+TlH0t
僕は独り

178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:49.28 ID:ro+TlH0t
子狐は僕等を見つけた。

179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:49.54 ID:ro+TlH0t
アレが彼女が生きていた、最後の日で

180 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:49.80 ID:ro+TlH0t
僕は、彼女の父親に何も言えないまま、

181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:50.02 ID:ro+TlH0t
ただ、誰かのせいにしたくて

182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:50.29 ID:ro+TlH0t
相手が、子狐だったのと、

183 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:50.51 ID:ro+TlH0t
「帰っちゃえよ。」

184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:51.02 ID:ro+TlH0t
薄目の珈琲で洗い流したトコロに

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:51.27 ID:ro+TlH0t
僕等はスモールライトの光を浴びた。

186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:51.55 ID:ro+TlH0t
誰かがこんな提案をした。

187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:52.02 ID:ro+TlH0t
薄目の珈琲で洗い流したトコロに

188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:52.23 ID:ro+TlH0t
彼女の事も

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:52.52 ID:ro+TlH0t
奇妙な音を口から出しながら

190 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:52.81 ID:ro+TlH0t
一言

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:53.01 ID:ro+TlH0t
僕を加えても

192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:53.22 ID:ro+TlH0t
怒っているのか、

193 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:53.49 ID:ro+TlH0t
乱反射を繰り返し、

194 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:53.78 ID:ro+TlH0t
そう、僕に告げて

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:54.03 ID:ro+TlH0t
ソレでも残って居た

196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:54.27 ID:ro+TlH0t
動くことも出来なかった。

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:54.51 ID:ro+TlH0t
彼の口にした言葉は、

198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:54.79 ID:ro+TlH0t
彼女の前に

199 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:55.03 ID:ro+TlH0t
僕は、真っ先に逃げ出した。

200 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:55.27 ID:ro+TlH0t
旧友が、声を掛ける。

201 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:55.50 ID:ro+TlH0t
僕が戻ったのは、

202 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:55.77 ID:ro+TlH0t
道中を一緒に歩いた親近感から

203 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:55.99 ID:ro+TlH0t
一口に流し込んだ。

204 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:56.22 ID:ro+TlH0t
引き出しを、

205 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:56.52 ID:ro+TlH0t
もう、思っていなかった。

206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:56.77 ID:ro+TlH0t
自分でも

207 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:57.01 ID:ro+TlH0t
記憶の中に『誰か』を作ることで、

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:57.24 ID:ro+TlH0t
「また、遊びに来ておくれ。静香も、その方が喜ぶだろうから、」

209 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:57.52 ID:ro+TlH0t
綺麗な、

210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:58.00 ID:ro+TlH0t
「今晩、一緒にしずちゃんの墓参りに行かないか?」

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:58.24 ID:ro+TlH0t
お互いに連絡は取って居なかった。

212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:58.52 ID:ro+TlH0t
彼女の家に出かけていったが、

213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:58.73 ID:ro+TlH0t
何よりも嬉しかった。

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:58.98 ID:ro+TlH0t
彼女の、黒く光る、

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:59.25 ID:ro+TlH0t
黄色くドロっとしたものが

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:59.50 ID:ro+TlH0t
僕等は、お互いの罪を

217 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:01:59.99 ID:ro+TlH0t
僕が戻ったのは、

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:00.25 ID:ro+TlH0t
そうしたら

219 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:00.49 ID:ro+TlH0t
行ったよ。とだけ答えた。

220 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:00.75 ID:ro+TlH0t
まったく別々のリズムで

221 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:00.99 ID:ro+TlH0t
僕等は、自分達で解決しようとは

222 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:01.24 ID:ro+TlH0t
僕等は、3人で

223 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:01.51 ID:ro+TlH0t
僕等は、

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:01.94 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

225 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:02.20 ID:ro+TlH0t
僕等は、3人で

226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:02.45 ID:ro+TlH0t
僕は家で、

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:02.70 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:02.97 ID:ro+TlH0t
まるで覗き穴の様に

229 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:03.21 ID:ro+TlH0t
僕は、彼の居ない不安よりも

230 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:03.46 ID:ro+TlH0t
僕にできることは無かった。

231 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:03.98 ID:ro+TlH0t
体温と、血液が

232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:04.20 ID:ro+TlH0t
彼女自身に懐いたのか、

233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:04.47 ID:ro+TlH0t
何処までも、高く、遠く、

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:05.01 ID:ro+TlH0t
安っぽい会釈を

235 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:05.27 ID:ro+TlH0t
僕は、逃げ出した事を隠していたし、

236 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:05.47 ID:ro+TlH0t
若いお坊さんのお経を聞きながら、

237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:05.77 ID:ro+TlH0t
玄関に置かれた電話に手を伸ばす。

238 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:06.02 ID:ro+TlH0t
以外は、

239 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:06.23 ID:ro+TlH0t
僕に言葉を投げかけた。

240 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:06.52 ID:ro+TlH0t
しないでか、

241 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:06.76 ID:ro+TlH0t
そんなニュースを見ていた。

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:06.98 ID:ro+TlH0t
太陽が、灰暗い

243 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:07.27 ID:ro+TlH0t
輪切りしたキュウリ、トマト、包むように敷かれたレタス、

244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:07.47 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:07.77 ID:ro+TlH0t
山を登る途中で、

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:08.01 ID:ro+TlH0t
アレが4人で遊んだ、最後の日で

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:08.26 ID:ro+TlH0t
若いお坊さんのお経を聞きながら、

248 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:08.51 ID:ro+TlH0t
歩を進める。

249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:08.79 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:09.04 ID:ro+TlH0t
彼女の焼いたクッキーに味を占めたのか、

251 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:09.25 ID:ro+TlH0t
子狐が、前足を器用に動かして、

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:09.49 ID:ro+TlH0t
血液の向こうに

253 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:09.80 ID:ro+TlH0t
僕を加えても

254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:10.03 ID:ro+TlH0t
疎らに集まった松茸を前にして、

255 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:10.30 ID:ro+TlH0t
彼女の顔の半分は、

256 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:10.51 ID:ro+TlH0t
血液の向こうに

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:10.82 ID:ro+TlH0t
ただ、覚えているのは、

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:11.05 ID:ro+TlH0t
彼女の中身から漂ってくる臭いと、

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:11.28 ID:ro+TlH0t
未来に用が有る。ソウ言って

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:11.55 ID:ro+TlH0t
経った後だった。

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:11.79 ID:ro+TlH0t
僕は独り

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:12.04 ID:ro+TlH0t
心配そうに僕に告げた。

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:12.24 ID:ro+TlH0t
逆側に居た僕は、

264 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:12.53 ID:ro+TlH0t
彼女の、黒く光る、

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:12.80 ID:ro+TlH0t
旧友が、声を掛ける。

266 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:13.03 ID:ro+TlH0t
彼女の母親を

267 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:13.29 ID:ro+TlH0t
玄関に置かれた電話に手を伸ばす。

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:13.51 ID:ro+TlH0t
短く、

269 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:13.79 ID:ro+TlH0t
次の瞬間、

270 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:14.03 ID:ro+TlH0t
以外は、

271 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:14.27 ID:ro+TlH0t
僕等が最後まで

272 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:14.52 ID:ro+TlH0t
道中を一緒に歩いた親近感から

273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:14.80 ID:ro+TlH0t
彼女の中身から漂ってくる臭いと、

274 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:14.99 ID:ro+TlH0t
記憶の中に『誰か』を作ることで、

275 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:15.25 ID:ro+TlH0t
腕の付け根からは

276 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:15.51 ID:ro+TlH0t
子狐が、前足を器用に動かして、

277 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:15.79 ID:ro+TlH0t
彼の家の電話番号を、

278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:16.05 ID:ro+TlH0t
アレから、

279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:16.27 ID:ro+TlH0t
僕は、誰とも話そうとしなかった。

280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:16.56 ID:ro+TlH0t
彼女の口から出る音を聞いても、

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:16.82 ID:ro+TlH0t
珈琲をそそぎ込む。

282 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:17.05 ID:ro+TlH0t
感じていた。

283 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:17.28 ID:ro+TlH0t
参列者は、片手で足りた。

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:17.53 ID:ro+TlH0t
彼女も、微笑みながら

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:18.06 ID:ro+TlH0t
歯形の通りに

286 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:18.32 ID:ro+TlH0t
家に帰ると、

287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:18.57 ID:ro+TlH0t
彼女自身に懐いたのか、

288 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:18.82 ID:ro+TlH0t
誰かがこんな提案をした。

289 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:19.07 ID:ro+TlH0t
体温と、血液が

290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:19.31 ID:ro+TlH0t
罪悪感なんて全く無い。

291 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:19.52 ID:ro+TlH0t
小学生少女、野犬の群に襲われ絶命。

292 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:19.81 ID:ro+TlH0t
「帰っちゃえよ。」

293 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:20.04 ID:ro+TlH0t
僕から見えない場所で

294 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:20.30 ID:ro+TlH0t
腕の付け根からは

295 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:20.56 ID:ro+TlH0t
彼が、彼女の両親に、

296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:21.02 ID:ro+TlH0t
僕等の願いを、

297 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:21.30 ID:ro+TlH0t
悪くないとか、

298 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:21.54 ID:ro+TlH0t
乱反射を繰り返し、

299 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:22.03 ID:ro+TlH0t
朝食の用意をする母。

300 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:22.29 ID:ro+TlH0t
子狐が、前足を器用に動かして、

301 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:22.58 ID:ro+TlH0t
僕から気化した、

302 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:23.03 ID:ro+TlH0t
言い出したのは、彼女じゃなかった。

303 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:23.57 ID:ro+TlH0t
彼女は子狐を見つけ

304 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:23.79 ID:ro+TlH0t
大して驚きはしなかった。

305 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:24.07 ID:ro+TlH0t
何か、青に汚れた

306 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:24.31 ID:ro+TlH0t
彼女は子狐を見つけ

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:24.53 ID:ro+TlH0t
僕等はスモールライトの光を浴びた。

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:25.05 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:25.31 ID:ro+TlH0t
コウナッテしまった事だけが、

310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:25.55 ID:ro+TlH0t
僕は目を覚ます。

311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:25.81 ID:ro+TlH0t
それどころか、

312 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:26.01 ID:ro+TlH0t
静かに、

313 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:26.27 ID:ro+TlH0t
「ありがとう、」とだけ

314 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:26.53 ID:ro+TlH0t
秋の終わりと、

315 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:26.78 ID:ro+TlH0t
見えた気がした。

316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:27.03 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:27.27 ID:ro+TlH0t
僕は、逃げ出した事を隠していたし、

318 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:27.51 ID:ro+TlH0t
何処までも、高く、遠く、

319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:27.83 ID:ro+TlH0t
話をした。

320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:28.05 ID:ro+TlH0t
逃げ出したのは、

321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:28.26 ID:ro+TlH0t
門を潜ると

322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:28.52 ID:ro+TlH0t
小刻みに痙攣していた。

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:28.78 ID:ro+TlH0t
殴ったりもした。

324 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:29.05 ID:ro+TlH0t
彼女は少し

325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:29.29 ID:ro+TlH0t
狐に喰い千切られた

326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:29.55 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:29.82 ID:ro+TlH0t
彼女の焼いたクッキーに味を占めたのか、

328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:30.01 ID:ro+TlH0t
「松茸狩りに行こう!」

329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:30.31 ID:ro+TlH0t
罪悪感なんて全く無い。

330 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:30.82 ID:ro+TlH0t
ソレでも残って居た

331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:31.05 ID:ro+TlH0t
解らなかった。

332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:31.30 ID:ro+TlH0t
彼を脅迫したり

333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:31.56 ID:ro+TlH0t
もう、思っていなかった。

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:31.76 ID:ro+TlH0t
また、可笑しくなってきて

335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:32.26 ID:ro+TlH0t
懇願する僕等を前に、

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:32.52 ID:ro+TlH0t
実感させられる。

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:33.01 ID:ro+TlH0t
ただ、覚えているのは、

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:33.23 ID:ro+TlH0t
治療しようと言う考えは、

339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:33.50 ID:ro+TlH0t
「やぁ、のび太君じゃないか。」

340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:34.02 ID:ro+TlH0t
先に出たのは、

341 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:34.25 ID:ro+TlH0t
食べたばかりの松茸を、

342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:34.51 ID:ro+TlH0t
彼女自身に懐いたのか、

343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:35.27 ID:ro+TlH0t
誰かが、

344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:35.21 ID:ro+TlH0t
僕等は、自分達で解決しようとは

345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:35.51 ID:ro+TlH0t
誤魔化していた。

346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:36.03 ID:ro+TlH0t
高価な花瓶を割った後の様な

347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:36.25 ID:ro+TlH0t
少なくとも、

348 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:36.54 ID:ro+TlH0t
コウナッテしまった事だけが、

349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:36.77 ID:ro+TlH0t
それどころか、

350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:37.02 ID:ro+TlH0t
ちぎれた。

351 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:37.30 ID:ro+TlH0t
「しずちゃんの事は、僕も、本当に好きだったんだよ・・・。」

352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:37.54 ID:ro+TlH0t
「スモールライトで、小さくなれば少しの松茸でもお腹いっぱい食べれるよ。」

353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:38.01 ID:ro+TlH0t
行ったよ。とだけ答えた。

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:38.26 ID:ro+TlH0t
一口に流し込んだ。

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:38.48 ID:ro+TlH0t
焦げていた。

356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:38.75 ID:ro+TlH0t
狐に喰い千切られた

357 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:39.02 ID:ro+TlH0t
湿気た土埃、

358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:39.25 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

359 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:39.51 ID:ro+TlH0t
青臭い体液、

360 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:39.79 ID:ro+TlH0t
ジャイアンやすね夫と

361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:39.98 ID:ro+TlH0t
また、

362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:40.30 ID:ro+TlH0t
彼女の臓器を晒し

363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:40.54 ID:ro+TlH0t
「また、遊びに来ておくれ。静香も、その方が喜ぶだろうから、」

364 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:41.04 ID:ro+TlH0t
僕等の願いを、

365 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:41.28 ID:ro+TlH0t
靴を穿く感覚を懐かしんでいる時だった。

366 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:41.53 ID:ro+TlH0t
少なくとも、

367 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:42.01 ID:ro+TlH0t
自分だけじゃないんだと

368 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:42.28 ID:ro+TlH0t
静かに、

369 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:42.52 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

370 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:42.76 ID:ro+TlH0t
彼女の臓器を晒し

371 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:42.98 ID:ro+TlH0t
僕は独り

372 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:43.23 ID:ro+TlH0t
ジャイアンやすね夫と

373 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:43.52 ID:ro+TlH0t
思い出せない。

374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:43.78 ID:ro+TlH0t
参列者は、片手で足りた。

375 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:43.99 ID:ro+TlH0t
母が出迎えてくれた。

376 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:44.22 ID:ro+TlH0t
僕の脇を駆け抜けて、

377 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:44.52 ID:ro+TlH0t
僕は、親友に

378 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:45.29 ID:ro+TlH0t
彼女の家に着いたのは、

379 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:45.79 ID:ro+TlH0t
ドレも、僕等が必要としたモノでは無かった。

380 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:46.03 ID:ro+TlH0t
倒れた七厘の炭で

381 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:46.23 ID:ro+TlH0t
逃げ出したのは、

382 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:46.51 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

383 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:46.76 ID:ro+TlH0t
ひたすらに泣き叫ぶ

384 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:47.02 ID:ro+TlH0t
ゆっくりと伸びて、

385 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:47.29 ID:ro+TlH0t
アレから、

386 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:47.53 ID:ro+TlH0t
後はガムテープで

387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:47.74 ID:ro+TlH0t
小刻みに痙攣していた。

388 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:47.98 ID:ro+TlH0t
黄色くドロっとしたものが

389 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:48.21 ID:ro+TlH0t
あの日、ドラえもんは、

390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:48.52 ID:ro+TlH0t
ソレの、丈が足りないのを理由に

391 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:48.74 ID:ro+TlH0t
彼女の死体を

392 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:49.00 ID:ro+TlH0t
母は、「武さんから電話があったわよ。」と

393 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:49.27 ID:ro+TlH0t
僕等の頭の中には、

394 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:49.51 ID:ro+TlH0t
引き出しの、

395 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:50.00 ID:ro+TlH0t
3回忌には来ていた

396 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:50.25 ID:ro+TlH0t
「帰っちゃえよ。」

397 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:50.52 ID:ro+TlH0t
ひたすらに怖くて、

398 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:50.79 ID:ro+TlH0t
申し訳無さそうに、彼の後について僕の方へと来たが、

399 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:51.03 ID:ro+TlH0t
静かに、

400 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:51.27 ID:ro+TlH0t
申し訳無さそうに、彼の後について僕の方へと来たが、

401 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:51.47 ID:ro+TlH0t
罪悪感なんて全く無い。

402 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:51.77 ID:ro+TlH0t
神成さんの家から、逃げ出して来た子供が

403 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:52.01 ID:ro+TlH0t
狐に喰い千切られた

404 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:52.26 ID:ro+TlH0t
「たけこぷたー、」

405 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:52.51 ID:ro+TlH0t
僕等と一緒じゃぁなかった。

406 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:52.79 ID:ro+TlH0t
光を、

407 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:53.27 ID:ro+TlH0t
彼だった。

408 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:53.52 ID:ro+TlH0t
寂しそうに

409 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:53.73 ID:ro+TlH0t
ガムテープを巻き付けた机に視線を一度、

410 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:53.97 ID:ro+TlH0t
まったく別々のリズムで

411 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:54.52 ID:ro+TlH0t
涙を流し、

412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:55.79 ID:ro+TlH0t
何が起きているか、

413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:56.01 ID:ro+TlH0t
外側から、ベットリと

414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:56.25 ID:ro+TlH0t
彼女の母親を

415 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:56.55 ID:ro+TlH0t
しないでか、

416 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:57.04 ID:ro+TlH0t
彼女の腕が無くなった。

417 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:57.30 ID:ro+TlH0t
紙皿に移して、

418 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:57.55 ID:ro+TlH0t
太陽が、灰暗い

419 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:57.77 ID:ro+TlH0t
焼香をあげ

420 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:58.05 ID:ro+TlH0t
友達の事も

421 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:58.27 ID:ro+TlH0t
中学生の頃のままの学生服が

422 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:58.53 ID:ro+TlH0t
お互いに、何も話さない時間が続いた。

423 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:58.79 ID:ro+TlH0t
深く

424 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:59.03 ID:ro+TlH0t
お互いに、何も話さない時間が続いた。

425 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:59.32 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

426 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:59.58 ID:ro+TlH0t
折れたブラインドの隙間から

427 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:02:59.83 ID:ro+TlH0t
ゆっくりと

428 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:00.06 ID:ro+TlH0t
子狐が、前足を器用に動かして、

429 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:00.31 ID:ro+TlH0t
全てが異臭を放つ部屋で、

430 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:00.58 ID:ro+TlH0t
穴の開いた、

431 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:00.81 ID:ro+TlH0t
人の、指程の大きさに成った僕等を見つけたのは、

432 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:01.11 ID:ro+TlH0t
静かに、

433 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:01.31 ID:ro+TlH0t
生き物の脂、

434 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:01.59 ID:ro+TlH0t
その日の内に、

435 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:02.10 ID:ro+TlH0t
彼女の家に着いたのは、

436 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:02.34 ID:ro+TlH0t
僕等はスモールライトの光を浴びた。

437 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:02.59 ID:ro+TlH0t
一言

438 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:02.85 ID:ro+TlH0t
二人も、僕の事は責めなかった。

439 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:03.05 ID:ro+TlH0t
感じていた。

440 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:03.34 ID:ro+TlH0t
七厘の炭火で焼いただけの松茸を

441 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:03.60 ID:ro+TlH0t
僕は、

442 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:03.83 ID:ro+TlH0t
告別式の日、

443 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:04.04 ID:ro+TlH0t
「帰っちゃえよ。」

444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:04.33 ID:ro+TlH0t
僕等の嘔吐が混ざった

445 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:04.60 ID:ro+TlH0t
家を出てから、5分以上経ってからだった。

446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:04.86 ID:ro+TlH0t
僕等の方に向かう子狐に、

447 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:05.09 ID:ro+TlH0t
ただ、

448 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:05.34 ID:ro+TlH0t
何よりも、

449 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:05.61 ID:ro+TlH0t
「未来は、少しずつ変わっていくモノだ。」とか、

450 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:05.86 ID:ro+TlH0t
乱反射を繰り返し、

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:06.10 ID:ro+TlH0t
彼女のはみ出した中身の美しさに、

452 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:06.33 ID:ro+TlH0t
怒っているのか、

453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:06.59 ID:ro+TlH0t
僕は、「ただいま。」と

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:06.82 ID:ro+TlH0t
僕は、

455 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:07.07 ID:ro+TlH0t
ちぎれた。

456 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:07.36 ID:ro+TlH0t
気持ちが良いほどに、

457 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:07.58 ID:ro+TlH0t
湿気た土埃、

458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:08.10 ID:ro+TlH0t
「どうしよう・・・」

459 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:08.34 ID:ro+TlH0t
軋む階段に足をかけ、

460 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:08.59 ID:ro+TlH0t
よくは分からない声だった。

461 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:08.80 ID:ro+TlH0t
誰かが言った。

462 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:09.08 ID:ro+TlH0t
紙皿に移して、

463 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:09.30 ID:ro+TlH0t
キレイな、

464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:09.58 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

465 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:09.81 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:10.08 ID:ro+TlH0t
コウナッテしまった事だけが、

467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:10.31 ID:ro+TlH0t
一口に流し込んだ。

468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:10.81 ID:ro+TlH0t
乱反射を繰り返し、

469 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:11.08 ID:ro+TlH0t
折れたブラインドの隙間から

470 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:11.34 ID:ro+TlH0t
神成さんの家から、逃げ出して来た子供が

471 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:11.58 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

472 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:11.87 ID:ro+TlH0t
話をした。

473 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:12.37 ID:ro+TlH0t
山の中腹までを

474 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:12.56 ID:ro+TlH0t
その子狐に遭うのは、2度目だった。

475 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:12.84 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

476 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:13.07 ID:ro+TlH0t
僕は、少し、可笑しくなって

477 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:13.35 ID:ro+TlH0t
それどころか、

478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:13.61 ID:ro+TlH0t
彼の家の電話番号を、

479 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:13.86 ID:ro+TlH0t
引き出しを、

480 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:14.11 ID:ro+TlH0t
「やぁ、のび太君じゃないか。」

481 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:14.37 ID:ro+TlH0t
己の存在を誇示するくぐもった気体を

482 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:14.58 ID:ro+TlH0t
そんなニュースを見ていた。

483 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:14.82 ID:ro+TlH0t
僕を、凝視する様に

484 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:15.06 ID:ro+TlH0t
それらの乗せられたプレートを

485 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:15.31 ID:ro+TlH0t
そう、僕に告げて

486 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:15.59 ID:ro+TlH0t
山の中腹までを

487 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:15.83 ID:ro+TlH0t
僕が戻ったのは、

488 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:16.11 ID:ro+TlH0t
相手が、子狐だったのと、

489 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:16.34 ID:ro+TlH0t
「狐さん。私のことがわかるの?」

490 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:16.58 ID:ro+TlH0t
「いいよ。」とだけ、返し

491 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:16.85 ID:ro+TlH0t
彼女は子狐を見つけ

492 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:17.11 ID:ro+TlH0t
「ドラえもんに頼んでしずちゃんを生き返らせようよ!」

493 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:17.36 ID:ro+TlH0t
誰とも、話そうとはしなかった。

494 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:17.55 ID:ro+TlH0t
スペアーのポケットを借りれた事が

495 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:17.83 ID:ro+TlH0t
誰に言うでもなく、

496 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:18.09 ID:ro+TlH0t
二度と開かないよう

497 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:18.34 ID:ro+TlH0t
僕は、笑った。

498 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:18.59 ID:ro+TlH0t
何よりも嬉しかった。

499 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:18.84 ID:ro+TlH0t
確認もせずに引き出しを閉じた。

500 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:19.04 ID:ro+TlH0t
僕等の頭の中には、

501 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:19.35 ID:ro+TlH0t
倒れた七厘の炭で

502 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:19.61 ID:ro+TlH0t
子狐が、前足を器用に動かして、

503 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:19.86 ID:ro+TlH0t
ソレの、丈が足りないのを理由に

504 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:20.07 ID:ro+TlH0t
あるいは、

505 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:20.31 ID:ro+TlH0t
ぼんやりと見ている以外、

506 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:20.57 ID:ro+TlH0t
親友は、最後に

507 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:20.84 ID:ro+TlH0t
黄色くドロっとしたものが

508 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:21.11 ID:ro+TlH0t
未来に用が有る。ソウ言って

509 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:21.31 ID:ro+TlH0t
何が起きているか、

510 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:21.61 ID:ro+TlH0t
彼女の親戚の他は、

511 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:22.06 ID:ro+TlH0t
何よりも嬉しかった。

512 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:22.36 ID:ro+TlH0t
解ろうとする気もない

513 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:22.61 ID:ro+TlH0t
何よりも、

514 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:23.08 ID:ro+TlH0t
相手が、子狐だったのと、

515 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:23.30 ID:ro+TlH0t
アノ、先生の姿も

516 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:23.55 ID:ro+TlH0t
まるで覗き穴の様に

517 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:23.80 ID:ro+TlH0t
泣きそうな顔をしたすね夫が提案した。

518 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:24.09 ID:ro+TlH0t
彼女も、微笑みながら

519 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:24.32 ID:ro+TlH0t
門を潜ると

520 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:24.59 ID:ro+TlH0t
僕にできることは無かった。

521 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:25.30 ID:ro+TlH0t
焼香をあげ

522 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:25.58 ID:ro+TlH0t
罪悪感なんて全く無い。

523 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:25.80 ID:ro+TlH0t
ソレの、丈が足りないのを理由に

524 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:26.07 ID:ro+TlH0t
軋む階段に足をかけ、

525 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:26.30 ID:ro+TlH0t
山を登る途中で、

526 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:26.59 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

527 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:26.86 ID:ro+TlH0t
僕を、凝視する様に

528 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:27.09 ID:ro+TlH0t
誰に言うでもなく、

529 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:27.34 ID:ro+TlH0t
紙皿に移して、

530 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:27.61 ID:ro+TlH0t
スペアーのポケットを借りれた事が

531 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:27.87 ID:ro+TlH0t
僕は、「嗚呼、」とだけ呟いて

532 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:28.13 ID:ro+TlH0t
何よりも、

533 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:28.35 ID:ro+TlH0t
法事に行ったか?と聞かれ、

534 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:28.60 ID:ro+TlH0t
僕等の頭の中には、

535 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:28.81 ID:ro+TlH0t
短いコール音を挟んで

536 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:29.10 ID:ro+TlH0t
長い、沈黙を破ったのは、

537 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:29.37 ID:ro+TlH0t
ソレを無視して、

538 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:29.58 ID:ro+TlH0t
必死に彼女を生き返らせるよう、せがむ僕等を

539 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:29.84 ID:ro+TlH0t
「死んだ人間を生き返らせる事はできないだ。」とか、

540 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:30.06 ID:ro+TlH0t
包む事が、

541 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:30.34 ID:ro+TlH0t
意識してか、

542 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:30.57 ID:ro+TlH0t
「どうしよう・・・」

543 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:30.84 ID:ro+TlH0t
悪くないとか、

544 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:31.10 ID:ro+TlH0t
体温と、血液が

545 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:31.32 ID:ro+TlH0t
「死んだ人間を生き返らせる事はできないだ。」とか、

546 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:31.61 ID:ro+TlH0t
彼女の死体を

547 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:31.85 ID:ro+TlH0t
タイム風呂敷を使う事ばかりを

548 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:32.07 ID:ro+TlH0t
行ったよ。とだけ答えた。

549 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:32.34 ID:ro+TlH0t
未だ冷め切っていないカップの中身を

550 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:32.60 ID:ro+TlH0t
僕は、

551 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:32.82 ID:ro+TlH0t
お互いに、何も話さない時間が続いた。

552 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:33.10 ID:ro+TlH0t
腕の付け根からは

553 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:33.34 ID:ro+TlH0t
テープが無くなるまで

554 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:33.59 ID:ro+TlH0t
ソレを無視して、

555 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:33.87 ID:ro+TlH0t
一度。

556 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:34.12 ID:ro+TlH0t
ガムテープを巻き付けた机に視線を一度、

557 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:34.33 ID:ro+TlH0t
僕等はスモールライトの光を浴びた。

558 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:34.58 ID:ro+TlH0t
小学生少女、野犬の群に襲われ絶命。

559 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:34.84 ID:ro+TlH0t
静かに、

560 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:35.10 ID:ro+TlH0t
簡潔に、鼻先から笑みを逃がした後で、

561 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:35.35 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

562 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:35.58 ID:ro+TlH0t
彼女の家に着いたのは、

563 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:35.85 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

564 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:36.10 ID:ro+TlH0t
体温と、血液が

565 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:36.35 ID:ro+TlH0t
ジャイアンやすね夫と

566 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:36.60 ID:ro+TlH0t
「ドラえもんに頼んでしずちゃんを生き返らせようよ!」

567 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:36.87 ID:ro+TlH0t
一度。

568 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:37.06 ID:ro+TlH0t
生き物の脂、

569 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:37.29 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

570 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:37.60 ID:ro+TlH0t
誰かが、

571 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:37.81 ID:ro+TlH0t
ナニカの

572 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:38.05 ID:ro+TlH0t
誰かがこんな提案をした。

573 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:38.32 ID:ro+TlH0t
子狐と一緒に登ったのを覚えている。

574 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:38.58 ID:ro+TlH0t
家に、逃げ帰りたくなる。

575 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:38.85 ID:ro+TlH0t
誰が言い出したかは、

576 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:39.08 ID:ro+TlH0t
以外は、

577 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:39.33 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

578 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:39.57 ID:ro+TlH0t
人間に、多少戸惑いながらも

579 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:39.86 ID:ro+TlH0t
僕は、彼女の父親に何も言えないまま、

580 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:40.11 ID:ro+TlH0t
子狐と一緒に登ったのを覚えている。

581 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:40.36 ID:ro+TlH0t
「ドラえもんに頼んでしずちゃんを生き返らせようよ!」

582 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:40.60 ID:ro+TlH0t
ゆっくりと、外気に解かして

583 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:40.83 ID:ro+TlH0t
僕は、少し、可笑しくなって

584 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:41.09 ID:ro+TlH0t
言い出したのは、彼女じゃなかった。

585 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:41.32 ID:ro+TlH0t
「しずちゃんの事は、僕も、本当に好きだったんだよ・・・。」

586 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:41.59 ID:ro+TlH0t
相手が、子狐だったのと、

587 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:41.86 ID:ro+TlH0t
短く、

588 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:42.06 ID:ro+TlH0t
彼女の死骸を前に

589 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:42.35 ID:ro+TlH0t
気持ちが良いほどに、

590 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:42.60 ID:ro+TlH0t
深く

591 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:42.86 ID:ro+TlH0t
母は、「武さんから電話があったわよ。」と

592 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:43.11 ID:ro+TlH0t
彼女を前にして

593 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:43.35 ID:ro+TlH0t
動くことも出来なかった。

594 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:43.61 ID:ro+TlH0t
何重にも、何重にも、

595 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:43.83 ID:ro+TlH0t
外側から、ベットリと

596 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:44.11 ID:ro+TlH0t
言い出したのは、彼女じゃなかった。

597 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:44.38 ID:ro+TlH0t
二度と開かないよう

598 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:44.88 ID:ro+TlH0t
珈琲をそそぎ込む。

599 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:45.14 ID:ro+TlH0t
僕等の嘔吐が混ざった

600 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:45.35 ID:ro+TlH0t
短い風切り音を吐いて

601 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:45.61 ID:ro+TlH0t
そう、僕に告げて

602 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:46.12 ID:ro+TlH0t
人間に、多少戸惑いながらも

603 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:46.36 ID:ro+TlH0t
友達の事も

604 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:46.65 ID:ro+TlH0t
体温と、血液が

605 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:46.89 ID:ro+TlH0t
彼女も、微笑みながら

606 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:47.14 ID:ro+TlH0t
自分の中の

607 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:47.40 ID:ro+TlH0t
珈琲をそそぎ込む。

608 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:47.63 ID:ro+TlH0t
スチールのカップに、ポットから

609 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:47.89 ID:ro+TlH0t
ガムテープを巻き付けた机に視線を一度、

610 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:48.12 ID:ro+TlH0t
「帰っちゃえよ。」

611 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:48.34 ID:ro+TlH0t
テープが無くなるまで

612 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:48.63 ID:ro+TlH0t
僕は家で、

613 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:48.85 ID:ro+TlH0t
何よりも、

614 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:49.14 ID:ro+TlH0t
彼女の口から出る音を聞いても、

615 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:49.39 ID:ro+TlH0t
告別式の日、

616 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:49.61 ID:ro+TlH0t
道具を持っていた事さえ忘れて。

617 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:49.91 ID:ro+TlH0t
旧友が、声を掛ける。

618 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:50.12 ID:ro+TlH0t
「いいよ。」とだけ、返し

619 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:50.40 ID:ro+TlH0t
一言

620 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:50.64 ID:ro+TlH0t
彼の家の電話番号を、

621 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:50.88 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

622 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:51.14 ID:ro+TlH0t
落ち着き無く

623 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:51.40 ID:ro+TlH0t
「死んだ人間を生き返らせる事はできないだ。」とか、

624 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:51.67 ID:ro+TlH0t
部屋に、帰ってからも

625 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:51.92 ID:ro+TlH0t
僕等の方に向かう子狐に、

626 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:52.18 ID:ro+TlH0t
彼は聞いてはくれなかった。

627 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:52.44 ID:ro+TlH0t
小刻みに痙攣していた。

628 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:52.66 ID:ro+TlH0t
告別式の日、

629 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:52.88 ID:ro+TlH0t
靴を穿く感覚を懐かしんでいる時だった。

630 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:53.17 ID:ro+TlH0t
けれど、

631 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:53.40 ID:ro+TlH0t
僕から気化した、

632 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:53.67 ID:ro+TlH0t
彼女の臓器の上に吐き出した。

633 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:53.92 ID:ro+TlH0t
教えてくれる。

634 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:54.11 ID:ro+TlH0t
ちぎれた。

635 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:54.40 ID:ro+TlH0t
ひたすらに怖くて、

636 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:54.67 ID:ro+TlH0t
彼女の前に

637 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:54.91 ID:ro+TlH0t
教えてくれる。

638 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:55.13 ID:ro+TlH0t
バツが悪そうに、

639 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:55.37 ID:ro+TlH0t
朝食の用意をする母。

640 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:55.67 ID:ro+TlH0t
子狐が、舌先で彼女をぺろっと舐めて

641 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:55.93 ID:ro+TlH0t
動くことも出来なかった。

642 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:56.19 ID:ro+TlH0t
彼が、引き出しの中へと姿を消した後、

643 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:56.42 ID:ro+TlH0t
「ドラえもんに頼んでしずちゃんを生き返らせようよ!」

644 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:56.66 ID:ro+TlH0t
門の前で、彼女の親戚に挨拶を済ませ

645 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:56.93 ID:ro+TlH0t
お互いに連絡は取って居なかった。

646 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:57.17 ID:ro+TlH0t
誰かを憎みたくて

647 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:57.44 ID:ro+TlH0t
後悔の念に押し潰されないように、

648 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:57.68 ID:ro+TlH0t
ゆっくりと

649 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:57.89 ID:ro+TlH0t
半時間以上、

650 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:58.15 ID:ro+TlH0t
玄関に置かれた電話に手を伸ばす。

651 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:58.43 ID:ro+TlH0t
珈琲をそそぎ込む。

652 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:58.71 ID:ro+TlH0t
何か、青に汚れた

653 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:58.91 ID:ro+TlH0t
ただ、

654 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:59.18 ID:ro+TlH0t
靴を穿く感覚を懐かしんでいる時だった。

655 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:59.43 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

656 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:03:59.69 ID:ro+TlH0t
僕は、「嗚呼、」とだけ呟いて

657 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:00.16 ID:ro+TlH0t
僕から気化した、

658 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:00.42 ID:ro+TlH0t
ゆっくりと、外気に解かして

659 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:00.68 ID:ro+TlH0t
砕かれ、飲み込まれ

660 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:00.94 ID:ro+TlH0t
参列者は、片手で足りた。

661 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:01.20 ID:ro+TlH0t
七厘の炭火で焼いただけの松茸を

662 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:01.43 ID:ro+TlH0t
ちぎれた。

663 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:01.65 ID:ro+TlH0t
僕は

664 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:01.91 ID:ro+TlH0t
彼女のそれぞれが

665 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:02.19 ID:ro+TlH0t
バツが悪そうに、

666 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:02.41 ID:ro+TlH0t
僕等は、

667 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:02.66 ID:ro+TlH0t
見えた気がした。

668 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:02.88 ID:ro+TlH0t
動くことも出来なかった。

669 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:03.19 ID:ro+TlH0t
外側から、ベットリと

670 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:03.44 ID:ro+TlH0t
僕等の願いを、

671 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:03.71 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

672 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:03.93 ID:ro+TlH0t
歯形の通りに

673 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:04.17 ID:ro+TlH0t
先に出たのは、

674 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:04.41 ID:ro+TlH0t
一口に流し込んだ。

675 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:04.66 ID:ro+TlH0t
「今晩、一緒にしずちゃんの墓参りに行かないか?」

676 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:05.14 ID:ro+TlH0t
テープが無くなるまで

677 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:05.42 ID:ro+TlH0t
檀家だか、なんだか、よく解らない、

678 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:05.65 ID:ro+TlH0t
空き地の方から、

679 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:05.93 ID:ro+TlH0t
スチールのカップに、ポットから

680 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:06.15 ID:ro+TlH0t
彼女自身に懐いたのか、

681 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:06.41 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

682 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:06.70 ID:ro+TlH0t
親友は、最後に

683 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:06.95 ID:ro+TlH0t
血液の向こうに

684 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:07.19 ID:ro+TlH0t
僕は、彼女の父親に向き返ることができないまま、

685 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:07.45 ID:ro+TlH0t
太陽が、灰暗い

686 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:07.69 ID:ro+TlH0t
タイム風呂敷だった。

687 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:07.93 ID:ro+TlH0t
僕等の嘔吐が混ざった

688 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:08.16 ID:ro+TlH0t
泣いているのか、

689 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:08.40 ID:ro+TlH0t
ぼんやりと眺めていた。

690 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:08.65 ID:ro+TlH0t
狐に喰い千切られた

691 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:08.89 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

692 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:09.17 ID:ro+TlH0t
血液の向こうに

693 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:09.44 ID:ro+TlH0t
砕かれ、飲み込まれ

694 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:09.65 ID:ro+TlH0t
僕は、3回忌にも、

695 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:09.91 ID:ro+TlH0t
彼女は少し

696 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:10.18 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

697 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:10.43 ID:ro+TlH0t
今日は、無い。

698 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:10.68 ID:ro+TlH0t
無かった。

699 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:10.95 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

700 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:11.20 ID:ro+TlH0t
そう言うのは関係はなかった。

701 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:11.40 ID:ro+TlH0t
お医者ごっこカバンよりも、

702 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:11.65 ID:ro+TlH0t
彼女を前にして

703 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:11.95 ID:ro+TlH0t
僕等は、

704 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:12.21 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

705 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:12.45 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

706 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:12.70 ID:ro+TlH0t
部屋に、帰ってからも

707 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:12.91 ID:ro+TlH0t
柔らかく、

708 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:13.16 ID:ro+TlH0t
僕の脇を駆け抜けて、

709 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:13.41 ID:ro+TlH0t
僕等は、

710 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:13.71 ID:ro+TlH0t
ゆっくりと

711 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:13.94 ID:ro+TlH0t
何重にも、何重にも、

712 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:14.19 ID:ro+TlH0t
僕は独り

713 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:14.41 ID:ro+TlH0t
その位牌を、

714 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:14.65 ID:ro+TlH0t
僕は、

715 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:14.96 ID:ro+TlH0t
深く

716 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:15.19 ID:ro+TlH0t
ぼんやりと見ている以外、

717 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:15.44 ID:ro+TlH0t
アノ、先生の姿も

718 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:15.71 ID:ro+TlH0t
彼女の親戚の他は、

719 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:15.94 ID:ro+TlH0t
引き出しの、

720 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:16.25 ID:ro+TlH0t
キレイな、

721 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:16.48 ID:ro+TlH0t
引き出しの、

722 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:16.68 ID:ro+TlH0t
歯形の通りに

723 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:16.99 ID:ro+TlH0t
ゆっくりと伸びて、

724 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:17.19 ID:ro+TlH0t
僕は、真っ先に逃げ出した。

725 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:17.47 ID:ro+TlH0t
疎らに集まった松茸を前にして、

726 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:17.70 ID:ro+TlH0t
ジャイアンやすね夫と

727 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:17.94 ID:ro+TlH0t
僕は、少し笑ってみた。

728 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:18.20 ID:ro+TlH0t
法事に行ったか?と聞かれ、

729 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:18.47 ID:ro+TlH0t
彼女の足を持ち上げた

730 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:18.75 ID:ro+TlH0t
彼女の家に着いたのは、

731 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:19.17 ID:ro+TlH0t
子狐は僕等を見つけた。

732 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:19.46 ID:ro+TlH0t
僕は、少し笑ってみた。

733 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:19.72 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

734 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:19.93 ID:ro+TlH0t
僕を加えても

735 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:20.20 ID:ro+TlH0t
誰とも、話そうとはしなかった。

736 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:20.42 ID:ro+TlH0t
此の部屋に、

737 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:20.72 ID:ro+TlH0t
腕の付け根からは

738 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:21.44 ID:ro+TlH0t
先に出たのは、

739 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:21.70 ID:ro+TlH0t
以外は、

740 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:21.96 ID:ro+TlH0t
ジャイアンやすね夫と

741 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:22.19 ID:ro+TlH0t
誰かを憎みたくて

742 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:22.45 ID:ro+TlH0t
誰が言い出したかは、

743 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:22.73 ID:ro+TlH0t
彼が、彼女の両親に、

744 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:22.98 ID:ro+TlH0t
ゆっくりと

745 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:23.24 ID:ro+TlH0t
彼は聞いてはくれなかった。

746 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:23.45 ID:ro+TlH0t
懐かしい、記憶を辿って

747 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:23.76 ID:ro+TlH0t
彼女のはみ出した中身の美しさに、

748 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:23.99 ID:ro+TlH0t
「たけこぷたー、」

749 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:24.26 ID:ro+TlH0t
ゆっくりと、外気に解かして

750 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:24.49 ID:ro+TlH0t
ほんの、少しの間。

751 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:24.74 ID:ro+TlH0t
ソノ牙と、爪で、

752 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:24.99 ID:ro+TlH0t
なんとなくと分かった。

753 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:25.20 ID:ro+TlH0t
後悔の念に押し潰されないように、

754 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:25.50 ID:ro+TlH0t
彼は聞いてはくれなかった。

755 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:25.75 ID:ro+TlH0t
紙皿に移して、

756 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:25.99 ID:ro+TlH0t
タイム風呂敷を使う事ばかりを

757 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:26.24 ID:ro+TlH0t
考えていた。

758 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:26.47 ID:ro+TlH0t
動くことも出来なかった。

759 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:27.01 ID:ro+TlH0t
僕等は、微笑ましく見守った。

760 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:27.26 ID:ro+TlH0t
歩を進める。

761 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:27.50 ID:ro+TlH0t
口の中で母に告げた。

762 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:28.02 ID:ro+TlH0t
未来に用が有る。ソウ言って

763 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:28.24 ID:ro+TlH0t
彼だった。

764 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:28.51 ID:ro+TlH0t
二度と開かないよう

765 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:28.77 ID:ro+TlH0t
子狐と一緒に登ったのを覚えている。

766 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:29.00 ID:ro+TlH0t
二度と開かないよう

767 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:29.26 ID:ro+TlH0t
「一人の人間の影響力がドウコウ、」とか、

768 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:29.51 ID:ro+TlH0t
彼女の足を持ち上げた

769 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:29.77 ID:ro+TlH0t
電話越しの相手が、言葉を続ける。

770 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:30.00 ID:ro+TlH0t
持ち上げた彼女の足が、

771 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:30.24 ID:ro+TlH0t
彼女の親戚の他は、

772 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:30.49 ID:ro+TlH0t
スペアーのポケットを借りれた事が

773 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:30.73 ID:ro+TlH0t
以外は、

774 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:30.98 ID:ro+TlH0t
階下へと

775 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:31.24 ID:ro+TlH0t
包む事が、

776 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:31.48 ID:ro+TlH0t
無かった。

777 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:31.99 ID:ro+TlH0t
子狐が、舌先で彼女をぺろっと舐めて

778 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:32.25 ID:ro+TlH0t
靴を穿く感覚を懐かしんでいる時だった。

779 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:32.51 ID:ro+TlH0t
僕は、彼の居ない不安よりも

780 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:33.05 ID:ro+TlH0t
もう、思っていなかった。

781 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:33.27 ID:ro+TlH0t
相手が、子狐だったのと、

782 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:33.52 ID:ro+TlH0t
身体を降るのが解った。

783 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:34.01 ID:ro+TlH0t
階下へと

784 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:34.31 ID:ro+TlH0t
短いコール音を挟んで

785 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:34.55 ID:ro+TlH0t
何が起きているか、

786 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:34.81 ID:ro+TlH0t
彼女のはみ出した中身の美しさに、

787 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:35.04 ID:ro+TlH0t
彼だった。

788 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:35.30 ID:ro+TlH0t
そんな感覚だった。

789 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:35.53 ID:ro+TlH0t
此の部屋に、

790 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:36.04 ID:ro+TlH0t
静かに、

791 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:36.32 ID:ro+TlH0t
少なくとも、

792 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:36.56 ID:ro+TlH0t
身体を降るのが解った。

793 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:36.85 ID:ro+TlH0t
母と、親友は、

794 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:37.07 ID:ro+TlH0t
タイム風呂敷を使う事ばかりを

795 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:37.31 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

796 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:37.52 ID:ro+TlH0t
ドラえもんが

797 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:37.79 ID:ro+TlH0t
輪切りしたキュウリ、トマト、包むように敷かれたレタス、

798 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:38.07 ID:ro+TlH0t
彼の口にした言葉は、

799 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:38.30 ID:ro+TlH0t
足を繋いでいた皮膚が、

800 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:38.55 ID:ro+TlH0t
一口に流し込んだ。

801 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:38.80 ID:ro+TlH0t
湿気た土埃、

802 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:39.03 ID:ro+TlH0t
3回忌には来ていた

803 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:39.29 ID:ro+TlH0t
野生の子狐だった。

804 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:39.54 ID:ro+TlH0t
秋の終わりと、

805 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:40.07 ID:ro+TlH0t
ほんの、少しの間。

806 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:40.26 ID:ro+TlH0t
門を潜ると

807 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:40.52 ID:ro+TlH0t
誰かが、

808 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:40.78 ID:ro+TlH0t
長い、沈黙を破ったのは、

809 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:41.06 ID:ro+TlH0t
半時間以上、

810 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:41.31 ID:ro+TlH0t
持ち上げた彼女の足が、

811 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:41.54 ID:ro+TlH0t
ソレの、丈が足りないのを理由に

812 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:41.78 ID:ro+TlH0t
机を

813 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:42.05 ID:ro+TlH0t
母が出迎えてくれた。

814 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:42.30 ID:ro+TlH0t
子狐が、前足を器用に動かして、

815 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:42.53 ID:ro+TlH0t
親友は、最後に

816 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:43.04 ID:ro+TlH0t
光を、

817 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:43.26 ID:ro+TlH0t
彼女のはみ出した中身の美しさに、

818 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:43.53 ID:ro+TlH0t
思い出せない。

819 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:44.07 ID:ro+TlH0t
無かった。

820 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:44.33 ID:ro+TlH0t
深く

821 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:44.55 ID:ro+TlH0t
「いいよ。」とだけ、返し

822 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:45.29 ID:ro+TlH0t
何重にも、何重にも、

823 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:45.59 ID:ro+TlH0t
彼女の焼いたクッキーに味を占めたのか、

824 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:46.55 ID:ro+TlH0t
血液の向こうに

825 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:46.77 ID:ro+TlH0t
その日の内に、

826 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:47.03 ID:ro+TlH0t
僕等の嘔吐が混ざった

827 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:47.28 ID:ro+TlH0t
この家の玄関で、

828 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:47.53 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

829 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:47.77 ID:ro+TlH0t
彼女の家に着いたのは、

830 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:48.05 ID:ro+TlH0t
ひたすらに怖くて、

831 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:48.30 ID:ro+TlH0t
門を潜ると

832 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:48.54 ID:ro+TlH0t
僕は、

833 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:48.79 ID:ro+TlH0t
彼女のそれぞれが

834 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:49.01 ID:ro+TlH0t
彼女のそれぞれが

835 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:49.29 ID:ro+TlH0t
一言

836 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:49.56 ID:ro+TlH0t
鼻をヒクヒクと動かす巨大な動物を

837 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:50.05 ID:ro+TlH0t
「しずちゃんの事は、僕も、本当に好きだったんだよ・・・。」

838 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:50.29 ID:ro+TlH0t
短い風切り音を吐いて

839 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:50.55 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

840 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:50.79 ID:ro+TlH0t
簡潔に、鼻先から笑みを逃がした後で、

841 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:51.05 ID:ro+TlH0t
ドレも、僕等が必要としたモノでは無かった。

842 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:51.29 ID:ro+TlH0t
小刻みに痙攣していた。

843 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:51.50 ID:ro+TlH0t
彼女の事も

844 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:51.83 ID:ro+TlH0t
彼女がクッキーを与えたのを

845 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:52.02 ID:ro+TlH0t
参列者は、片手で足りた。

846 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:52.33 ID:ro+TlH0t
落ち着き無く

847 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:52.58 ID:ro+TlH0t
僕は、少し、可笑しくなって

848 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:53.07 ID:ro+TlH0t
笑った。

849 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:53.57 ID:ro+TlH0t
相手が、子狐だったのと、

850 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:53.79 ID:ro+TlH0t
光を、

851 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:54.01 ID:ro+TlH0t
彼女の臓器の上に吐き出した。

852 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:54.25 ID:ro+TlH0t
ゆっくりと伸びて、

853 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:54.55 ID:ro+TlH0t
コウナッテしまった事だけが、

854 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:55.07 ID:ro+TlH0t
申し訳無さそうに、彼の後について僕の方へと来たが、

855 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:55.30 ID:ro+TlH0t
怒っているのか、

856 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:55.52 ID:ro+TlH0t
スチールのカップに、ポットから

857 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:55.80 ID:ro+TlH0t
玄関に置かれた電話に手を伸ばす。

858 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:56.06 ID:ro+TlH0t
門を潜ると

859 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:56.27 ID:ro+TlH0t
同じ、進学高のブレザーを着たすね夫が

860 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:56.52 ID:ro+TlH0t
皮膚が

861 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:56.77 ID:ro+TlH0t
お医者ごっこカバンよりも、

862 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:57.05 ID:ro+TlH0t
僕を加えても

863 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:57.30 ID:ro+TlH0t
奇妙な音を口から出しながら

864 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:57.56 ID:ro+TlH0t
彼が、彼女の両親に、

865 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:57.80 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

866 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:58.04 ID:ro+TlH0t
玄関に置かれた電話に手を伸ばす。

867 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:58.32 ID:ro+TlH0t
ガムテープを巻き付けた机に視線を一度、

868 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:58.55 ID:ro+TlH0t
僕の親友以外は、

869 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:59.01 ID:ro+TlH0t
ひたすらに怖くて、

870 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:59.31 ID:ro+TlH0t
山の中腹までを

871 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:04:59.58 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

872 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:00.09 ID:ro+TlH0t
その位牌を、

873 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:00.31 ID:ro+TlH0t
電話に出たのは、

874 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:00.58 ID:ro+TlH0t
僕は、彼の居ない不安よりも

875 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:01.09 ID:ro+TlH0t
血液の向こうに

876 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:01.31 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

877 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:01.58 ID:ro+TlH0t
僕等が最後まで

878 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:01.87 ID:ro+TlH0t
お互いに目を向けることはできなかった。

879 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:02.36 ID:ro+TlH0t
そう、僕に告げて

880 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:02.62 ID:ro+TlH0t
腕の付け根からは

881 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:02.87 ID:ro+TlH0t
彼等を追い掛けて出てきた神成さんに

882 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:03.11 ID:ro+TlH0t
家に、逃げ帰りたくなる。

883 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:03.32 ID:ro+TlH0t
狐に喰い千切られた

884 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:03.61 ID:ro+TlH0t
必死に彼女を生き返らせるよう、せがむ僕等を

885 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:04.10 ID:ro+TlH0t
彼女は、死んだ。

886 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:04.32 ID:ro+TlH0t
あの日、ドラえもんは、

887 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:04.62 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

888 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:04.83 ID:ro+TlH0t
人間に、多少戸惑いながらも

889 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:05.08 ID:ro+TlH0t
懐かしい、記憶を辿って

890 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:05.13 ID:ro+TlH0t
スチールのカップに、ポットから

891 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:05.35 ID:ro+TlH0t
風呂敷に包み込もうと、

892 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:05.59 ID:ro+TlH0t
僕を加えても

893 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:05.82 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

894 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:06.06 ID:ro+TlH0t
奇妙な音を口から出しながら

895 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:06.34 ID:ro+TlH0t
そうしたら

896 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:06.58 ID:ro+TlH0t
故意に、目を背けたまま。

897 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:06.82 ID:ro+TlH0t
二度と開かないよう

898 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:07.10 ID:ro+TlH0t
何よりも、

899 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:07.32 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

900 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:07.62 ID:ro+TlH0t
懇願する僕等を前に、

901 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:07.87 ID:ro+TlH0t
彼女の焼いたクッキーに味を占めたのか、

902 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:08.12 ID:ro+TlH0t
道具を持っていた事さえ忘れて。

903 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:08.36 ID:ro+TlH0t
狐に喰い千切られた

904 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:08.60 ID:ro+TlH0t
僕等は、自分達で解決しようとは

905 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:08.84 ID:ro+TlH0t
ゆっくりと伸びて、

906 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:09.09 ID:ro+TlH0t
逆側に居た僕は、

907 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:09.32 ID:ro+TlH0t
紙皿に移して、

908 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:09.60 ID:ro+TlH0t
同じ、進学高のブレザーを着たすね夫が

909 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:09.86 ID:ro+TlH0t
5年という歳月を、

910 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:10.07 ID:ro+TlH0t
紙皿に移して、

911 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:10.36 ID:ro+TlH0t
僕等は、自分達で解決しようとは

912 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:10.60 ID:ro+TlH0t
まるで覗き穴の様に

913 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:10.81 ID:ro+TlH0t
ただ、

914 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:11.11 ID:ro+TlH0t
罪悪感なんて全く無い。

915 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:11.33 ID:ro+TlH0t
お互いに連絡は取って居なかった。

916 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:11.61 ID:ro+TlH0t
名前を、記帳する。

917 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:11.88 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

918 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:12.05 ID:ro+TlH0t
タイム風呂敷を使う事ばかりを

919 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:12.34 ID:ro+TlH0t
タイム風呂敷だった。

920 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:12.58 ID:ro+TlH0t
足を繋いでいた皮膚が、

921 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:12.86 ID:ro+TlH0t
泣きそうな顔をしたすね夫が提案した。

922 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:13.09 ID:ro+TlH0t
僕は独り

923 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:13.31 ID:ro+TlH0t
感じていた。

924 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:13.57 ID:ro+TlH0t
ナニカの

925 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:13.86 ID:ro+TlH0t
何よりも、

926 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:14.12 ID:ro+TlH0t
何よりも嬉しかった。

927 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:17.04 ID:ro+TlH0t
後悔の念に押し潰されないように、

928 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:17.26 ID:ro+TlH0t
僕等は、微笑ましく見守った。

929 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:17.51 ID:ro+TlH0t
この家の玄関で、

930 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:17.77 ID:ro+TlH0t
名前を、記帳する。

931 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:18.01 ID:ro+TlH0t
彼女の事も

932 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:18.26 ID:ro+TlH0t
嫌な音が聞こえて、

933 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:18.48 ID:ro+TlH0t
焦げていた。

934 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:18.72 ID:ro+TlH0t
狐に喰い千切られた

935 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:18.98 ID:ro+TlH0t
落ち着き無く

936 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:19.20 ID:ro+TlH0t
一度。

937 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:19.51 ID:ro+TlH0t
ただ、覚えているのは、

938 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:19.72 ID:ro+TlH0t
持ち上げた彼女の足が、

939 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:19.99 ID:ro+TlH0t
疎らに集まった松茸を前にして、

940 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:20.47 ID:ro+TlH0t
お医者ごっこカバンよりも、

941 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:20.75 ID:ro+TlH0t
誰が言い出したかは、

942 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:20.94 ID:ro+TlH0t
子狐は僕等を見つけた。

943 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:21.22 ID:ro+TlH0t
それでも、彼の意見は変わらなかった。

944 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:21.46 ID:ro+TlH0t
湿気た土埃、

945 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:21.71 ID:ro+TlH0t
それどころか、

946 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:21.94 ID:ro+TlH0t
僕は独り

947 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:22.21 ID:ro+TlH0t
そんなニュースを見ていた。

948 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:22.47 ID:ro+TlH0t
何が起きているか、

949 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:22.69 ID:ro+TlH0t
ゆっくりと

950 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:22.93 ID:ro+TlH0t
「たけこぷたー、」

951 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:23.21 ID:ro+TlH0t
そんな感覚だった。

952 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:23.72 ID:ro+TlH0t
僕は、

953 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:23.94 ID:ro+TlH0t
部屋に、帰ってからも

954 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:24.43 ID:ro+TlH0t
自分の中の

955 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:24.69 ID:ro+TlH0t
砕かれ、飲み込まれ

956 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:24.96 ID:ro+TlH0t
スペアーのポケットを借りれた事が

957 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:25.20 ID:ro+TlH0t
僕等はスモールライトの光を浴びた。

958 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:25.41 ID:ro+TlH0t
僕等が最後まで

959 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:25.68 ID:ro+TlH0t
通夜の日、

960 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:25.95 ID:ro+TlH0t
僕は、誰とも話そうとしなかった。

961 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:26.19 ID:ro+TlH0t
電話を切った。

962 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:26.39 ID:ro+TlH0t
七厘の炭火で焼いただけの松茸を

963 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:26.67 ID:ro+TlH0t
懐かしい、記憶を辿って

964 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:27.43 ID:ro+TlH0t
次の瞬間、

965 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:27.66 ID:ro+TlH0t
また、可笑しくなってきて

966 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:27.92 ID:ro+TlH0t
告別式の日、

967 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:28.16 ID:ro+TlH0t
ガムテープを巻き付けた机に視線を一度、

968 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:28.39 ID:ro+TlH0t
罪悪感なんて全く無い。

969 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:28.65 ID:ro+TlH0t
・・・・・・。

970 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:28.87 ID:ro+TlH0t
家に、逃げ帰りたくなる。

971 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:29.16 ID:ro+TlH0t
彼女の口から出る音を聞いても、

972 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:29.36 ID:ro+TlH0t
そう言うのは関係はなかった。

973 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:29.65 ID:ro+TlH0t
ソノ牙と、爪で、

974 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:31.20 ID:ro+TlH0t
ひたすらに怖くて、

975 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:31.43 ID:ro+TlH0t
二人も、僕の事は責めなかった。

976 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:31.92 ID:ro+TlH0t
彼だった。

977 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:32.15 ID:ro+TlH0t
靴を穿く感覚を懐かしんでいる時だった。

978 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:32.44 ID:ro+TlH0t
もう、思っていなかった。

979 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:32.64 ID:ro+TlH0t
「帰っちゃえよ。」

980 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:32.89 ID:ro+TlH0t
ナニカの

981 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:33.15 ID:ro+TlH0t
柔らかく、

982 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:33.41 ID:ro+TlH0t
誤魔化していた。

983 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:33.68 ID:ro+TlH0t
それどころか、

984 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:33.90 ID:ro+TlH0t
自分でも

985 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:34.20 ID:ro+TlH0t
彼女が「おいで、おいで、」と招く手の動きに誘われたのか

986 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:46.17 ID:ro+TlH0t
僕は、独り、部屋に戻った。

987 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:46.43 ID:ro+TlH0t
彼だった。

988 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:47.21 ID:ro+TlH0t
軋む階段に足をかけ、

989 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:47.49 ID:ro+TlH0t
彼等に良く似た僕等を

990 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:47.73 ID:ro+TlH0t
そう、優しく、話しかけて、

991 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:47.93 ID:ro+TlH0t
電話越しの相手が、言葉を続ける。

992 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:48.44 ID:ro+TlH0t
同じ、進学高のブレザーを着たすね夫が

993 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:48.74 ID:ro+TlH0t
檀家だか、なんだか、よく解らない、

994 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:48.91 ID:ro+TlH0t
彼を脅迫したり

995 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:49.20 ID:ro+TlH0t
「どうしよう・・・」

996 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:49.45 ID:ro+TlH0t
そうしたら

997 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:49.70 ID:ro+TlH0t
笑った。

998 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:49.99 ID:ro+TlH0t
タイムマシーンへと

999 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:50.23 ID:ro+TlH0t
鼻をヒクヒクと動かす巨大な動物を

1000 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/07(水) 11:05:50.48 ID:ro+TlH0t
玄関に置かれた電話に手を伸ばす。

1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

94 KB
★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.04.00 2017/10/04 Walang Kapalit ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)